コンカーとアジアん週末

Nahoho2006-10-23

 イギリスでどんぐりといえば、このセイヨウトチノキの実。公園なんかによく落ちてる。栗毛の馬、って言葉が連想される艶やかな茶色。日本じゃトチノミ食べるけど、こっちでは食べるという話はあまり聞かない。木も実もConquerと呼ばれてて、これに糸を通してぶつけあって遊ぶのが昔からの人気だそうで、一緒に公園に行ったイギリス人の友達のパパが子供より張り切って拾ってたから、私も負けずに拾った。
 ところで、この前の日記で新学期以来家族内で既に2ラウンド風邪が回ってると書いたけど、その後即3ラウンド目がやってきた・・。結局、急な発熱でコタは休み前の感謝祭の発表会に出演し損ねてしまった。ま、発表会といっても全学年で30分程度で、そんなに気合い入ってるモノではないし、家でも一応歌ってくれたので、まあよしとしよう。風邪休みの恒例のクッキー作りもやった。だんだんキナも本格的に参加するようになったから大騒ぎやけど、一日中家の中の日にはぴったり。それにしてもいろいろ振りかけすぎ!

 今週末、土曜はジャイアンの研究室の教授宅でのパーティだったんやけど、これが今回はアジアがテーマとかで、研究室の数名のアジア人が料理を担当してて、ジャイアンも案の定めっちゃ張り切ってコックとして大忙し。間違いなく、客ではなくて料理人(笑)。ギョウザ200個くらいやマグロのタタキとかを作ってた。でもアジア料理を期待してかまさかの40人くらいが集まってしまい、食べものが足りない!私はビーフンを差し入れしたけれど、鍋いっぱいのを机に置いても数秒でなくなった。もっとちゃんと計画してください、教授!それでもとにかく、食べものなんか少々足りなくてもお構いなしでビール片手に喋り続けるイギリス人のパーティ。前はちょっとびっくりだったけど、最近ではこれも肩の力抜けてていいか、と思えるようになってきた。
 で、日曜は仲良しの韓国人の友達宅でランチを頂いた。料理はイギリスに来るまでほとんどしなかったというその友人やけど、理系の実験系出身だけあって手先が器用で、いつもとっても綺麗で凝った料理を作ってくれる。今日のシャブシャブの材料盛り合わせも肉で野菜が巻いて準備してあったりして、レストラン並。カメラ忘れてかなり後悔。そしていつも必ず出してくれる自家製キムチはほんと美味しいし、あずきのお粥も優しい味。はあー、やっぱりアジアの食事は癒されるわーとほっこり気分の日曜だった。