冬支度

Nahoho2007-09-30

 リスがねえ、やたらとウロチョロしてる。普段リスは公園内や森の中でウロチョロしてるものやのに、最近、道路や歩道で忙しそうにウロチョロしてるのを頻繁に見かける。ここ何週間かで何回急ブレーキかけたことか・・。急に寒くなっったし、トチの実もボトボト落っこち出したし、やばい、冬来てまう!と冬眠支度にあせってるんやろうなあ。9月に入った途端、スーパーにはクリスマスコーナーが開設され、人間もリスも冬仕度が始まった。
 ジャイアンが日本に帰ってていなかった先週1週間も何事もなく過ぎた。三人で、まあいつも通り。金曜日にはコタはYear2初の発表会があった。テーマはFrench。イギリスでは(学校にもよるけど)外国語の中ではやはりお隣のフランス語教育に力を入れていて、小学校でも歌や簡単な挨拶なんかは覚えてくる。イギリスなんで、もちろんそんなに気合いの入ったモノではありせんが(笑)。先日は食に触れるために教室でたらふくバゲットやらチーズやらのフランス食材も食べたらしく嬉しそうに報告してた。発表会ではフランス語の歌を何曲か歌い、言葉遊びをやったり。コタは歌の紹介を一人でしてた。一文だけやけど・・。いつもの英語の発表会と一味違って親も子供たちも楽しそうだった。
 日本で小学校での英語教育が始まったのかどうかはよく知らないけど、小さい頃に外国の文化に触れるのはとてもいいことだと思う。私も小2の音楽の時間に歌った沖縄の「てぃんさぐぬはな」の歌、今でも歌えるくらい印象深かったし、その年齢なりにも違う言語や音階が新鮮だった。「ここじゃないどこか他の国」を初めて生身で感じた記憶だ。政治的には沖縄も日本だけど、それを理解する前に身体で違いを知ったというか。
 ただ、日本におけるそれが英語ってのが、結局受験とかだけを意識しているようでピンとこないなあ。ていうか元々そのためなん?どうせ国際教育したいなら、例えばお隣の中国や韓国の歌やお話を覚えたり聞かせたりするほうが、よっぽど子供の心に残る魅力的な国際教育だと思うけど。たかが小学校の一科目なれど、日本の方向性をわかりやすく示す選択でもあるんやなあ、と。