誕生会

Nahoho2007-01-21

 このところ気温は高く暖かいものの雨ばかり。先日は嵐も来た。いわゆる典型的な暗ーいイギリスの冬真っ最中。
 そんななか、今年もやりました、コタ誕生会。去年は農場を借りきって内容もスタッフにお任せやったけど、今年は手作りパーティに挑戦。パーティ文化が盛んなイギリス、パーティ産業が存在してグッズからエンターテナーまで何でもある。この2年で何十回も誕生会に行ったけど、プロが入らない親だけでやってた会はほんの2,3回。でもかえってそんな素朴なパーティのほうが心に残っていたので、私達もやりたいなあと思っていた。
 でも現実は大変。私はもう計画段階から諦めてプレイセンター貸し切りでやろーとごねてたけど、今回はなぜかジャイアンが発奮。計画から司会進行まで全部やるから、と言い出して渋々?やることになった。結局、私もやり始めたら凝る人なのでこの数週間は準備でクタクタ。ほんと、夫婦二人とも凝り性で計画性がないので大変。
 近所のプレスクールの1室を借りて、始めは準備しておいた紙飛行機と手裏剣に自分で絵や色を描かせて遊ばせた。これは折り紙系が珍しかったからか予想以上にウケた。次にダンスして曲が止まったら止まるMusic Statue。これは「ボクはホンマに動いてへんって!」系の苦情が多くて大変。そして「玉入れ」。省略しますがもう大変(笑)。
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 その後やっと食事タイム。すごい勢いで食べ出す子供たちに必死で食べものを分け与え、歌うたってケーキのロウソク消して終わり。これは、たまたま残ってた数人のお母さんたちが手伝ってくれなかったらもうアウトだった。子供達も6歳になると、早く・たくさん食べるって事がわかった。最後の片づけまで友人達がほとんどやってくれてほんとに助かった・・。

 で、最後にメインイベントのピニャータ。2週間かけて作ったこの巨大なモノ。元はメキシコのパーティの遊びだけど、今は世界中で人気?で、私はこれまで日本とイギリスで何度か体験したけど自分で作るのは初めて。張り子の玉の中にはお菓子やオモチャが詰まってて、それを順番に叩いて割る。ぶらさがった玉を持ってる大人がブラーンブラーンさせて叩きにくくするのがポイント。
 なんとピニャータ、割れなかった(笑)!分厚すぎ。仕方なくナイフで切目入れた上に最後はジャイアン本人がぶった切るという笑える展開になったけど、大人の心配は他所に当の子供たちは大声で歌って盛り上がり、ほんとに楽しんでくれたのでよかった。コタも後で「おとーちゃん、おかーちゃんピニャータ作ってくれてありがとー」と何度も繰り返してた。この笑顔が見れたのでやっぱりやってよかったか。

 そんな訳で、パーティバックを各自に渡して終了。プレゼントの山とともに帰宅したのでした。私達は帰ってすぐ友達とビールを飲み、昼寝。コタはプレゼントに夢中、キナは楽しかった余韻にひたって夜中まで歌を歌いながら眠りについたのでした。