祭りの後

Nahoho2007-01-27

 先週から急に冷え込み雪も降った。次の日には溶けちゃうささやかな雪だったけど。
 今週はコタ・キナ順番に発熱・嘔吐でお休みばかりの1週間。子供産んでからこの看病は3ヶ月に一回の恒例行事やなあ。兄弟でも体質は全然違って、同じ風邪をもらってきても胃腸の弱いコタは大抵、発熱・嘔吐・全く食べず1日寝込んで突然回復というパターンなのに対して、呼吸器系が弱いキナは咳・鼻水・機嫌悪・食欲は衰えず、でもいつまでもぐずぐず治らないというパターンがほとんど。これはそれぞれジャイアン・私の体質と全く一緒なのがおもしろい。
 私は日本にいる時からあまり病院に行かない人やったけど、イギリスに来て更に行かなくなった。イギリス人の病気に対する考え方は日本とかなり違って、風邪・ノロなんかのウイルスで病院に行く人はほとんどいない。子供に抗生物質を処方することにとっても慎重な国なので、病院に行っても「蜂蜜レモン飲んで寝て下さい」と言われるだけでなんの薬も出されないのが普通なので、行っても疲れるだけ。日本や中国なんかの抗生物質王国から来た人からは不満が多いけど、私はこのやり方に賛成している。細菌感染を起こしていないほとんどの風邪に抗生物質は必要ないし、特に身体の弱い子以外は自分の力と正しい看護で治るもの。イギリスで感心するところは、どの親も日常的な病気の対処法をよくわかっていて、過度に騒ぐ事も「お医者さんにさえ行けばなんとかなる」という過信もなくとても冷静なところ。まだ一人目の子のお母さんも風邪をひいたら暖かくして水分取って寝る、とう当たり前の事をして熱が引くのを静かに待てる落ち着きと正確な知識を持っている。そういうところは大人の国だなあ、と思う。

 話がそれたけど、そんな訳で2日学校を休んだ後に発表会があったコタ。一応自分のセリフはこなしてた。今回はフランス語の歌まであってびっくり。
 そして金曜の夜には本番の誕生日を家族だけでお祝い。今回は私もゆっくりケーキ食べれたし満足。プレゼント、誕生日だからたまには少し値がはるものを、と思ってたのに結局コタの熱ーいリクエストでこのPlaymobilのゴースト、£1.5(約300円)なり(笑)。まだ値段では判断しない子供の価値観になんだか親のが心温まってしまった。日本の家族からもたくさん贈り物が届いた。ありがとうございました!