きな

Nahoho2009-05-07

キナは、アイヌの人の言葉で「役に立つ植物」のこと。herb。
薬草に限らず、毎日食べるもの、染めに使うものなど、人の暮らしに深く関わる草花全般を指す言葉。
それで、私はキナが大好き。娘に名付けちゃったくらい好き、笑。

うちのおばあちゃんは、春から夏までは庭の草取りで休む暇がないというのが口癖やけど、私にとっては、何もない殺風景な長い冬の景色のあとに生えてくるものは、庭の通路の隙間から生えてくる草まで全てが愛おしい。抜けない〜。
つわりだった去年は、植物の命の勢いを身体が感じ過ぎてしんどい春だったけど、今年の春は毎日わくわく。
連休明けて家に帰ってきたら、小さな庭の4分の1くらいをフキが占領し出してたので、そろそろ食べるとする。


最近、よもぎの草もち・天ぷら以外の新たな食べ方発見。
1.よもぎ
葉っぱをおひさまで乾かして、熱いお湯注いで3〜5分待って飲むだけ。
淹れたては綺麗な黄緑、少し経つとほうじ茶のような色と味になってきて結構いける。
2,よもぎチジミ
普通のチジミの要領で、さっと湯通ししたヨモギを刻んで、こな(私は薄力粉と上新粉混ぜる)と卵と、桜エビとかチリメンジャコとか適当に混ぜてフライパンで焼く。子供もパクパク食べる。


近所の直売所が春になってやっと再オープン。待ってました〜。
アスパラにセリにコゴミにニラにほうれん草、ぜーんぶ町内産でひと束100円!