山微笑む

Nahoho2009-05-01

2ヶ月近く更新していないうちに、信州にもやっと遅い春がやってきた。
山桜のほわほわピンクにカラマツの優しいオレンジ、広葉樹のみずみずしい黄緑に彩られ、山が微笑んでる。
何より嬉しいのは、毎日歩く近所の道すがらの野っぱら。冬に何もなかったのが嘘のように、もこもこにょきにょき野の草が出てくる出てくる。
ツクシやヨモギをただぼーっと摘んでるのが、人生の中で最も楽しかった時間の上位に入ってるよなあ、これより楽しいことって何かあったけ?などとニヤニヤしながら、ふらふら歩いてる。春はよいものだ。

眠ってばかりだったトモは、くるくる寝返りも始めて起きるとフンギーと誰かを呼びだすし、手が離せなくなってきた。トモが眠っている間を縫って用事を済ますしかないので、何もかも中途半端・・・。ま、乳児生活そんなもんか。
帰国以来、超優等生で張り切って登園していたキナには2年目に転機が。知りあいに紹介されたある違う園に、私が興味を持って体験に連れて行ったら、あまりの違いに価値観の崩壊が起きたのか、翌日からあんなに大好きだった園の登園拒否を始めてしまった。キナは落ち着いてるから少しくらいの刺激には動じないと思っていた私の読みが甘かった。びっくりさせてしまった。この件のその後はまた次回に。
コタくん、3年生になって学校から、放課後の自転車運転を「許可」(但し学校から配られた白ヘルメット着用)されたので、はりきって乗り回す毎日。こっちの学校の何でも一律に許可したり禁止したりするやり方はほんまに疑問。始めは田舎やからしゃあないって軽く思ってたけど、1年経ってみるとこれが一生に渡って及ぼす影響ってきっと大きいよなあ、と感じる。それって思考停止の始まりやん?赤は気をつけて渡れ、っていう大阪の格言?は素晴らしいなあと思う今日この頃。

一生懸命教えてくれる先生、おいしい給食、みんながんばってるのに(がんばってるから?)何だか窮屈そうな日本の学校。今年初めてPTAの役員というものになったら、その中身のなさに驚いた。なくてもいいんちゃう?とは・・・・言えない・・・。
ま、基本は親やから、私がしっかりして、気長に構えて、やっていこう。