Nahoho2005-12-26

日本のクリスマスは24日が中心やけど、イギリスではクリスマスは25日。そして翌日の26日も祝日。昨日(25日)は、朝、近所を歩くと9時過ぎなのにシンとして車通りも少なく、日本の元旦の雰囲気。私たちはキナが毎週行ってるプレイグループの会場になってる教会でクリスマス礼拝に来たらキャロルが聴けるよ、と誘われてたから行ってみた。25日は、1日に4回ある礼拝の朝一番の回は子連れ向けということで、広い教会が子連れの家族でいっぱい。普段一緒に遊んでる近所の顔も結構いて、みんなちゃんと教会来てるんやーって感心。
そして昼からジャイアン七面鳥を焼いた。七面鳥は皮と身の間にハーブやチーズの混ざったスタッフィングを詰めて焼く。この鳥一匹のひっくり返った姿、イギリスに来た当初はウッと思ったけど、節約のためもあってしょっちゅう丸一羽チキンを焼いてるうちに慣れた・・。今回は気張ってオーガニックを買ったし、焼いてる間じゅうジャイアンがオーブンに張り付いてたので焼き過ぎず、身も柔らかくて美味しかった。クランベリージャムとグレイビーをかけて食べた。私は人参とオレンジのスープを作った。この意外な組み合わせ結構いけるんです!そして食後には例のクリスマスプティング、絶対忘れるなと友人に念押されてたブランデーバターを添えて食べた。はあー、この定番コース、昼に食べるもんってのがわかる。時間かけて食べても、最後には苦しい・・。夜やったら寝れない。でも幸せ。でも当然私たちには多すぎて、やっぱりこれは一族郎党で集まってこそのコースやなあって思った。
ところで「イギリスではクリスマスの準備は半年前から始まります」ってモノの本にはよく書いてあるけど、実際私の周りで聞きまくってみたけどクリスマスプティングを作ったことのある人は60代の女性一人やったし、七面鳥はとりあえず食べるにしても、準備はせいぜい前日から。まあ時代はそんなものでしょう。美味しい物好きの私たちには楽しい体験でした。