かぜ かおる


この前大雪が降ったと思ったら、連休には32度になって、そして5月がやってきた。
一年中なんとなく花や緑がある暖かい地域や都会と違い、徹底的に畑も山も冬枯れた後の新緑はすごい。まぶしい。山桜と新緑が混じっって笑う山に見とれて運転があぶないあぶない・・・。
田んぼに水が張られ始め、突然カエルの合唱も始まったし、ヒバリやウグイスが登場して、今日は今年初のカッコ〜も聞いた。トモは外に出る度に空を指さして「チュンチュン!チュンチュン!」と叫ぶ。

里に花が咲いたら仕事も始まる。今年もやります林檎農家。
初めの仕事は花粉付け。

都の花が桜なら、信州の花といえばはやはりこういう林檎や桃や杏なんかの果樹の花。
果樹の花は、桜みたいに綺麗なだけじゃ済まされない。その後確実に実を結ぶことを期待された花。毎年大変やね〜思いながら、甘い香りただよう中、素朴な白い花たちにふわふわ花粉振りかける。

こども達も毎日庭でがんばってます。
きな作 ヒメオドリコソウけーき、ムスカリカタバミ添え。