わらうまの2月

Nahoho2010-02-15

 今年は、立春を過ぎてから雪がよく降る。スキー場もよい雪です。どういう訳か、今年はスキーがめちゃ楽しい。近くて負担が少ないせいか、日常のうっぷんがたまってるのか。これまでは機会があれば行く程度だったスキーに、毎週末行きたくて行きたくて。乾いたいい感じの雪が降る日はゲレンデを思ってそわそわ。晴れて融けるとまたそわそわ。ゲレンデを自在に走る地元の小学生たちを横目に、もし私が雪国で育ったら、絶対ジャンプにはまるな〜とか、それでモーグル選手やな〜とか、今となっては全く思うように動かない重た〜い自分の身体をよそに、妄想にふける。
 先週は、週末にスキーを夕方までやりすぎて身体を冷やしたみたいで、私が久々の風邪ダウン。それが次々に家族にうつり、しかも悪いことにジャイは出張でほとんどおらず、病人が病人看護する毎日。長かった〜。やっぱり年に一度は風邪ひく。これも身体には必要なことなのかな。
 写真は、我が家の隣の集落で、毎年2月8日に行われる道祖神祭の「わら馬」。国の指定無形文化財にも指定されてる珍しいお祭りで、小さな子供がいる家庭がこのわら馬の背中に「ねじ」といわれるいろんな形のおまんじゅうを載せて、カタカタ引っ張って村の道祖神さまにお供えにいくのです。フラッと行ったら、まあたくさんのカメラマン。キナの友達もわら馬を引いていて、記者に囲まれてるものだから、キナは大コーフン、笑。「ねじ作り教室」にも参加してきました。そしたら、コタも学校で作って来て、ウチにはねじがいっぱい。美味しく頂きました。パパ友によると、この馬を作るのが難しくて未だに長老頼みらしい。がんばって引き継いでね〜!
 しかし、子供の発想は面白い。最近の二人のお気に入りの雪遊び。これ、何してるかというと「足湯」。チケットまで作って盛りあがってた。「ママもどうぞ〜」って言われたけど、遠慮しときました。すっかり雪の子になってるコタキナ。私とは全然違う子供時代やなあ。

 こちらの子も負けてません。寒さ関係なし、ドアを開けたらすぐ戸外に脱走を謀る危険な1歳児。この人を追っかけて私の1日は過ぎてます。