2月の雪と凍み豆腐


うちの二階の窓から見える山の景。
今朝は起きたら雪。昼には溶けるくらいの。
今日は晴れて綺麗なのでパノラマ写真に挑戦。
寒いと外には出たくないけど、ぬくい部屋から雪山を見てるのは大好き。
暦の上では春でも、まだまだ寒い信州。
でも、そんな冷え込む季節の楽しみは温泉。
近所にいろいろあるのを巡るのが楽しみ。
昨日は小諸の「雲の助温泉」に行ってきた。
山の上にある露天風呂まで小さなケーブルカーに乗って行く温泉。
泉質はイマイチだったけど、景色の良さと、子供ウケするロケーションはナイス。
こんな寒いとこにこの先住めるか自信ないけど、温泉があればなんとかなる・・・気がする。


緑の季節、近くの田畑はとても賑やかだったけど、冬には何もない。
寒い時には野菜は育たない、って当たり前のことが、ここに住んで初めて実感できる。
でも、美味しいものがひとつだけ。

真田名物「凍み豆腐(しみどうふ)」。
職場の人に分けてもらった。
気温が低くて雪が少なく乾燥している地域でだけ作られる、豆腐を凍らしたもの。
これの乾燥したものがいわゆる「高野豆腐」なんやけど、あのスーパーで売ってるスポンジのようなのんとは全然違う。
豆腐のうま味が凝縮されて、じんわり優しい味、口の中でほろほろ崩れる。
昔はここの名産だったけど、今は後継者不足で細々と家庭で作られてるだけらしい。
厳しい寒さのなか、このワラを編むのが大変だそうな。
宝物をもらった気分。