９月。

　やっと新学期が始まった。遊び続けた夏休みも終わり。こんなふうにパリで楽しくモネを見ていたのが遥か昔のことのよう・・。天気は今頃になって好天続きやけど、日は確実に短くなってて秋を感じる。毎週のヨガの帰りも車のライトを付けなきゃいけなくなった。下の写真は休み中に日本人プレイグループ大集合で行ったSki Villegeでの風景。付属の公園で遊んだ帰り道、真夏のスキーヤーに子供たちが皆釘付けで可愛かった。
　９月からコタはYear2に、キナも間もなくナーサリーの年長の教室に移る。学校大嫌いのコタの出だしはまあまあ。新担任が若い女の先生なのがいいらしい。「ミス・バーマン（先生）、可愛いんだよねー。」なんて言ってるし。夏休み中は日本語学習に重点を置く予定やったけど、いやはや大変やった。毎日机に向かうまでに３０分くらい泣きと逃げが入り、始まってからも全く集中せず・・。親のほうの辛抱が続かず、既に挫折しそうな予感。ほんと、悩みの種です。
　夏中「きなちゃん、あしたナーサリーいきたいー」と言い続けたキナは、９月から再開して大満足。少し前に来てた服がどんどん小さく着れなくなっていてびっくり。身体も心もどんどん成長してる時期のよう。「勉強するよー」と言うと、コタは逃げ、キナは呼んでもないのに「はああーい！」と張りきって寄ってきてノートになにやら書き書き。お兄ちゃんの真似・命の二人目ってラクやわ・・。
　パリついでに、今回のパリで一番面白かった自然史博物館。昔の小学校の校舎を思わせる木造の古い建物にいろんな生物の骨がぎっしり。フシギな空間だった。オタクのコタは以前図鑑で見た「哺乳類の先祖」なる生物の骨を見つけて満足してはった。