Flood&Assembly

Nahoho2007-07-02

 先週の雨でシェフィールドと近辺の町は洪水に見舞われた。写真の丘の上にある我が家は被害もなかったけれど、川の近くの地域では腰ほどの深さまで浸水して避難する家も多数だったらしい。道路が閉鎖されたため職場に泊まったと言う友人もいたけれど、ショックだったのはいつも遊びに行っている近所の公園の川で子供が流されて亡くなったこと。普段は子供や犬に大人気の小川がこういう時は全く違う様子になるのは自然の怖さだ。そして今週もまた雨らしい。もう勘弁してー!

 そんなこんなで落ち着きのないシェフィールドやけど、子供たちは元気。先週はコタのクラス発表会があった。「何するん?」って聞いても「サプライズにするから教えない」と。そしたら当日、会が始まった途端コタが立ち上がり「Welcome to our assembly!」の開会挨拶。サプライズすぎてビデオも撮られへんかったって!他にも歌やら詩の朗読やら、前よりずっと大きな声で堂々と(爪も噛まずに)言えるようになってた。会が終わったら「マミイイー」と抱きつきに来たけれど。
 面白かったのは、お面。ほぼ全員同じ色・デザインの中、ただ一人違う色に長ーいヘビの舌。このところやたらとヘビの事研究してたのはこのためやったか・・。発表会の間じゅう、顔にかかる舌をふうふう吹き上げては得意顔。コタは工作はほんとに大好きで、雨の日曜日だった今日もジャパニーズプレイグループに行くのを断固拒否して1日じゅう絵描いたり、段ボールでロボット作りに熱中。

 学校と言えばイギリスらしいなあと思うのが、Year1から始まった「Show&Tell」という時間。週に一回、数人がクラスメートの前で何かモノを見せてそれについて話す時間らしい。別に順番も強制もなくやりたい子が自発的に勝手にやるのもイギリス風で、自分の好きなおもちゃや描いた絵なんかを見せて解説するのが定番。6歳からこうやってプレゼンの練習してるから、イギリス人喋るの上手いんやろなあ。コタもこれまで自分の作った宝箱と、ボルネオ時代のドリアンの写真を持ってって話してた。Show&Tellやるって決めた日は、ウキウキ張りきって学校に行くのがなかなか頼もしい。
 相変わらず学校・勉強大嫌いで、制服も今だに拒否したままひとり私服で通ってるけど、それなりに彼なりの方法で落ち着いてきたような気もする今日この頃。