サッカー観戦

Nahoho2007-05-13

 プレミアリーグを観に行ってきた。地元Sheffield United のホームはウチのすぐ近くやけど、なんでこの寒いのに外でサッカーみなアカンの、と一度も行ったことがなかった。でも帰国までに一度は観ておいたら!の勧めで、じゃあ暖かくなったら・・・とチケットを取ったのにも関わらず、当日は雨・・・。でも、この日は今シーズン、プレミアに上がったばかりのSheffield United の一部残留を賭けた最終戦、ということで雨でも熱気ムンムン。
乗馬警官も出動。

私は普段、ママ友や子供やお年寄にばかり囲まれて暮らしているので、会場周辺を取り巻く男臭ーい雰囲気で既に興奮(笑)。日本の爽やかなサッカー観戦とはちょっと違い、イギリスにおけるフットボールはかなり危険な雰囲気。日本で言えば、場外馬券売場の雰囲気(古い)?もちろん子供達は友人宅でお留守番で二人で出かけた。暴動や混乱防止のためのこの恐ろしく狭い入口。絶対通れないイギリス人いると思うんですけど・・・。

さて、階段を上りスタジウムに出ると、もうサポーターは大盛り上がり。歌を歌い風船を飛ばして、騒ぐ騒ぐ。私の血もかなり騒ぎました。観客席は全く濡れなくて大丈夫だったけど、選手たちはずぶ濡れ。芝生が濡れてて、滑ったり転んだり荒れた試合になった。始めから実力の差あるなあ・・て感じやったんだけど、やはり先取点を取られ、その後も何度も惜しいところを逃して、結局シェフィールドは負け。2部へ降格になってしまった。即席ファンながら、やっぱり地元なので悔しかった!何よりもたーくさんのホームのサポーターの前で悔しそうにうずくまってる選手たちを見てるとこっちも切ない・・。相手チームは一部残留を決めたので大盛り上がり。明と暗のある試合だった。

 それにしても、ウワサには聞いていたけどイギリスのフットボールの盛り上がりはスゴイ!子連れの人のよさそうなお父さんも、じいちゃんもみんな総立ちで叫び続けてる。もちろん私も叫んどきました!私は学生時代にはよくサッカーを観ていたんだけど、ここ数年は全く観ていなかったので、久しぶりに観た芝生の青さが目に染みてドキドキした。ここのとこ疲れてたけど、生観戦は元気をくれる!やっぱりスポーツも、音楽や芸術と同じように人に夢を与えるものなんやなあって実感。怖そーなお兄さんたちが、高いチケット買ってまで試合を応援に来る気持ちがわかる気がした。みんな夢見たいんやなあ。