初・プロポーズと切ない悩み

　先日の私の誕生日。朝、私の隣で目を覚ましたコタが半分寝ぼけながら開口一番「おかあさん、きょう、おたんじょうびおめでとう」と言って笑った。前夜には何も言ってないのに覚えててくれたなんて。。前日には、ジャイがいないからプレゼントをもらえない私を不憫に思ったらしく「おかーさん、かわいそう・・・。ぼくが１１歳（なんで？）になったらおみせやさんに行って自分でプレゼント買ってあげるね。」と何度も言ってた。
　やっぱり持つべきものは癒し系のムスコだ。普段ジャイアンで苦労してるので、ムスコの優しさが必要以上に身にしみる・・。しかしやっぱり優しいだけあって？彼は結構モテる。既に数人の友人の娘さんの「生まれて最初に家族以外で好きと言った男の子」にランクイン。この前もクラスメートの女子にプロポーズを受けたらしい。でも「ボクはジャバニーズのモエコとケッコンするからキミとはできない」と断ったそう。え？前はオカーチャンとケッコンする！って言ってたやんー（笑）。
　でもそのムスコ、１年生になって以来クラスの男の子たちのグループになかなか上手く入れずに苦労している。穏やかな女の子は得意だけど、勢いのいい男の子のグループに入るのがどうも気恥ずかしく難しく、でもやっぱり男の子と遊びたい。言葉に自信がないことも多分原因。外国で苦労させて悪かったなあ・・・と私まで切なくなる。よく「今日も遊べなかった」としょんぼり帰ってくる。私は心で泣いても顔は笑って「ダイジョーブよ！また明日！」と言って励ますしかない。子供もこの歳になると、幸せのために親がやってあげられることがもうあんまりなくて、歯がゆいばかり。いつか、思いきり笑って学校にいけるといいね。