Packed lunch & School dinner

Nahoho2007-03-13

 だんだん花が咲き始めた。木の芽吹きはまだだけど、地面は温まり始めてるのかな。キナのナーサリーでも公園でもクロッカスが満開。この柵のない植え方が好き。こんな綺麗だから誰も踏まないし、ちょっとくらい踏まれても平気。

 キナは週2回の朝だけの保育を1月から少しだけ伸ばして9時から1時までにした。行き始めた9月は泣いて大変だったキナももうすっかり慣れたけど、何と言っても1月からの「お弁当効果」がすごい!前々からコタが学校に持っていくお弁当がうらやましくてしょうがなかったキナは、お弁当が持っていけるだけでもう嬉しくてたまらないみたい。明日ナーサリーだよって言うと前夜から「まみー、パックドランチになにいれる?」と確認が始まり、全品目をチェック。そして翌朝は朝ご飯前からお弁当カバンを握りしめて「おべんとお・・・」と呟いている。もちろんナーサリーまで父にべビーカー押されていく道中もずっと膝の上でしっかりお弁当を握って得意満面。
 デザートにチョコマフィンを入れた日には余りに気合いが入り過ぎて、食事中に先生に「キナ、デザート食べる時は座ってね」と言われただけであせって何を勘違いしたのか大泣き大騒ぎしたことも・・・。もちろん毎回完食。いつでも食べ物でつれるからラクというか怖いというか・・。
 
 ちなみに、イギリスに来たばかりの頃、コタのナーサリーのランチタイムを覗いて他の子供のお弁当にびっくり。ポテトチップ・ヨーグルト・ケーキ・せいぜいドライフルーツ、という感じの全く調理しない、ただ買ったものを入れただけみたいなものを食べてる子がとても多かったので。この頃は、サンドイッチとフルーツなんかの子も結構いることが分かってきたけど、初めの印象どおりのお弁当もやはり多い。
 そんな子供の食文化を反省して、有名な料理タレント・ジミー・オリバーも参加しての「スクールディナー・改善プロジェクト」みたいなのが去年から国を挙げて始まってるけど、メニューを見たところ一番の変化は毎日のチップス(フライドポテト)がジャケット(ベイクドポテト)に変わったくらい。油の量が減ったってことか。相変わらずピザにポテトにチョコレートムースに・・という感じのメニュー。しかも自分で選ぶので、多くの子供は野菜(といってもグリーンピースと人参)を取らない!いくら個人を尊重って言ってもねえ・・。
 話が飛んでしまうけど、渡英当初は全く食欲のわかなかったジャケットポテトも、今では私の大好きなメニューに。オーブンで焼いただけのイモって美味しい。普段は家で食べるけど、いくつかのカフェでも試した結果。市の運営するファームに併設してそこでとれた有機野菜を使ったメニューを出すカフェのものが一番美味しかった。つい先週また行ってしまった。やっぱりシンプルなものは素材で勝負なんやなー。このオニのように乗っかってるツナ(イギリスではとても平均的な量)、半分にしてほしいけど。