ままぱんと雛祭り

Nahoho2007-03-02

 私がパンを焼き始めたのは、夫の作る自家製ビールで残ったビール酵母の使い道を考えてのことだったので、これまでビール酵母に全粒紛にナッツたっぷりのドイツ系濃ーいパンばかり焼いていた。で、これはチーズと合わせてワインのつまみにはサイコーなんやけど、当然子供からは嫌われる。(あ、でもキナは食べてたけど)でもやり始めるとしつこい性質なので、そればっかり焼く。それでコタの中では「ママの焼くパン=ビールの味して固くてまずい」という図式ができあがってしまっていたので、これはちょっと悔しいかも、と思い始めたのがパン焼開始半年後。
 方針変更して、思いっきり子供に合わせた材料(ドライイースト・漂白粉・ナッツ類はケシの実くらい)にしてフワフワ系のパンを焼いてみたら、案の定大人気。チョロイもんやん(笑)。1ローフ焼いても、温かいうちからはふはふと食べ出してすぐになくなってしまう。でも、パンってほんとに思ってたよりずっと簡単なもので、始めてみたら20分もあれば、粉計るとこから型に収めるとこまで済んでしまう。でもやっぱり市販の食パンよりずっとしっかり味がする!この頃3日に1回ペースで焼いてます。「ままぱん焼いてー!」と言われると、なんか嬉しくて。
 食べ物写真にはいつも一緒に収まってるキナ。この頃は食べるだけじゃなく、お手伝いにも燃えている。私が何か作り出すとイソイソと自分もエプロンを被り、低い椅子を運んできて横に並んでいろんな邪魔・・いや、お手伝いをしてくれる。「ちょっと味見させて」も含めてキッチンで常にウロウロしている娘。冷蔵庫も我が物顔で開閉されて中のチーズとかつまみ食いまでしてる。コタは滅多に入ってこないのになあ。
 雛祭りは今年も自宅にお友達を呼んでちらし寿司でお祝い。しかし、子供のお祝いのはずが子供そっちのけで深夜まで飲み過ぎて翌日つらかった・・。そして翌日は日本人プレイグループでも雛祭り。皆がお雛さまを持ち寄って飾るフシギな光景。自分のも飾ってあってキナはとても嬉しそうだった。イギリスの日曜の昼下がり、みんなで雛祭りの歌も歌った。四季折々の日本の行事、異国で祝ってもやっぱり素敵で楽しいな。