明日は大晦日 

Nahoho2006-12-31

 クリスマスも過ぎたというのに、まだどの家もツリーは飾りっぱなし外の電飾も遠慮なくピカピカ光ってる。イギリス人にとってお正月はクリスマスの一部にすぎないみたい。明日は大晦日なんて信じられないけど、唯一、今年もジャイアンがお節作りのためキッチンに籠ってるのが恒例行事。今年はキッチン籠りを2日以内に限定しといた(笑)。私は明日マメでも煮るか。
 今年もあっという間に過ぎた。両方の両親が渡英してくれた嬉しい年でもあった。ちょうど1年前からbook club に行き始めたり、友人の始めた週1の英語の勉強会 Newspaper club にも行き始めたり、ヨガを始めたり、といろいろ始めて忙しくなった年だった。
 「外国で暮らすとは日本を捨てることではなく、必要以上に『日本』を意識し続けながら生きていくことだ」という誰かの言葉があったけど、こっちで人と関わる機会が増える程その言葉どおりだと思った。間違いなく人生で一番多く寿司を作った年やし(笑)。恐ろしくスローな日本庭園作りも一応進んでる。先月から自宅でイギリス人に日本語も教え始めて、ますます日本を見つめ直さなきゃいけない機会が増えてきた。日本にいるうちにもっと日本の事知っときゃよかった、とよくある反省をしております。
 写真は日本人プレイグループのためにコタと作ったひらがなフラッシュカード。「とりあえず英語に慣れて欲しい」と思ってたコタも、今では難しい語彙が多く出てくる会話では英語のほうが喋りやすくなってしまったよう。ハーフの友達と恐竜の進化話で盛り上がりながら(英語)、ふと私の視線(日本語喋りなさい!)を感じて「ねえ、なるべく日本語で話して、わからないところだけは英語で喋ろうよ」と友達に提案してて笑ってしまった。そう、今は日本語教育のほうが重要課題になってきた。日本でも学齢に達する来春からどうしたら彼に一番いいのか、いろいろと考え始めてる。キナは日英ミックスで喋り始めた。「エクスキューズミイ、それ取って、マミイ」とか。
 とりとめなくなったけど、今年もあと1日(←無理やり)。みなさん、私達の分も鐘突いて、よいお年をお迎え下さい。