夏の収穫

Nahoho2006-08-30

 今日はJapanese Garden作りの一環で、趣味でタケ類を集めて育てている人を訪ねた。市民農園内の彼の敷地のドア(こちらは厳重に各区画毎に囲いと鍵がある)を開けると、そこは別世界!15m四方くらいのスペースにびっしりと竹が生えてサワサワと音を立てている。竹以外には青空しか見えない。よく見るとそれぞれ黄色やら黒やらの幹でで葉の形も様々。アジアや南アメリカなど世界中のタケがシェフィールドのこんな誰も知らない場所で元気に育ってる。タケの事を話し出すと止まらないその人に、いくつか株を分けてもらい不思議な気分で帰路に着いた。イギリス人のコレクター魂を垣間見た日だった。
 スケールが全然違うけど、我が家にも小さな畑がある。今年の春にジャイアンが固い土をザクザク掘り起こして作った小さなスペース。ずっとただの通り道にされてた固い芝土だったので今年はまだ何も育たないかな・・と思ってたのが、施肥はコンポストを一回投入したのみでこの通り(写真下)。
 親に日本から送ってもらったインゲンやシソ、友人にもらった小町大根、レタス、ルッコラ、どれも種から立派に育ちました。・・ってえらそうに書いてるけど、私は何もしていない。ジャイアンが水やりから虫取りまで全部やり、私は摘んできてくれたのを料理して食べるだけやった。
 インゲンはこんなに大きくなったうえにどんどん実を付けて楽しませくれてる。茹でただけのはもちろん、ゴマあえにバター炒め、パエリアの具などいろいろ使えて美味しい。家で作るいいところは、味の濃さもだけど取りたての水々しさを楽しめるところ。マメもキュッキュッと音がでそうなくらい水々しい。貧栄養の土壌でも育ってくれるマメ類は我が家の強い見方だ!薬味好きの私としては、久々にイギリスでシソが食べられたのも嬉しくて、毎日取っては食べてる。みんな懐かしいやろなあ、と日本人や韓国・台湾などアジア系の友人にお裾分けしたら、喜んでもらえてよかった。野菜作り、美味しくって一度始めたらやめられへんなあー(作ってるの私じゃないねんけど)。