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今日はグチです。
私の夫は短気だ。ジャイアンというあだ名は前の職場の後輩に付けられたもので、初めて聞いた時はなんてぴったりと思ってしまった。数日前も飲みかけの瓶ビールを壁に投げつけられた。これまでもいろんなモノを投げられたけど、今回のモノは最大やな。家具を殴って（蹴っても）壊された事もあるけど、私に直接暴力をふるうことは決してないので、本人はこれは家庭内暴力じゃないと言い切ってるけど、私にとっては怒声や破壊は十分暴力に感じる。これ家の外なら逮捕やん。
結婚当初は男の人の怒声や短気には映画やテレビや小説の中で見る以外、全く慣れてなかったので驚いて、ただ怖くて、泣いたり車で逃げたりしてたけど、人間慣れるものでこの頃はただ呆れてしまう。夫というより大きな子供と暮らしてるみたい、ってのは世の女性がよく言うセリフですが、まさにそんなふうに感じてしまう。まあそこまでやったらそれ以上の事はしない、ってのもわかってきたし。
慣れた、と言っても傷つかないわけではないので、そういう暴力事件が起きるとその後一週間はすごくへこむ。食器がガチャンとする音を聞いただけでビクッとしてしまう。ちなみに本人は時が過ぎれば、何もなかったように普通。それが江戸っ子ってものなんでしょか。私が大げさに感じすぎなんかな？こんなことってどこの家庭でも起こってる事なんかな？以前、親に相談した時も軽くあしらわれた。そんなことカラッと忘れられるくらいおおらかな女の人やったらいいんやろうけど。
喧嘩はどちらかだけが悪いだけじゃないし、私には全く罪はないとは思ってない。私じゃない人がパートナーだったら、ジャイアンもあんなふうに暴力はふるわない夫になったかもしれない。私も叫ぶし多分理不尽な事もたくさん言う。男の人にだけ暴力的な態度をとらないで、ていうのは確かにおかしいんやろうけど、でもやっぱり強いからこそ男に人には穏やかでいてほしい。女のわがままです。
もちろんいいとこもいっぱいある人なんやけど。と、へこみつつ悩みつつも、現実は子供たちと一緒に汗と涙とよだれにまみれてあっという間に過ぎていく。結婚６年目の夏。