羊の洗濯

Nahoho2006-07-31

青空の下、日に日に焼けて夏休みを楽しんでたのに・・。怪しい雲行きで始まった今日、昼から大雨が降ってその後ひーんやり。今はストーブ点火かってくらいの寒さ。もう、これやからイギリスの天気は。今週末からのキャンプまでに回復しますように!
先週、羊の毛を洗った。近所の農家で一頭分(写真右)£3(約600円)買った羊毛。羊はそこらじゅうにいるのに、手作りは流行らないお国柄なので、毛を売ってくれる人を探すのが意外と大変。ファームショップに行く度に聞いて、なんとか初夏の毛刈りシーズン前に見つけられた。
私は以前は羊毛は糸紡ぎかフェルト作り(どっちも北海道でやってみた)をやる人が使う特別なものと思いこんでた。が、この前シュタイナーの人形作りで羊毛を人形の詰め物に使って以来、開眼!一番シンプルな使い方なのに、気付いてなかった。羊毛は弾力性が強くて柔らかいけどしっかりしてるので、人形やぬいぐるみに使うと化繊の綿と全然違う触り心地になる。ムギューと抱きしめても全然へたれない。見た目はジミーなシュタイナーの人形が、あんなに子供たちに愛されてるのって、羊毛がその秘密かもしれない。
広い庭の友人の家に行き、ウンチも草もついたマンマの毛を、お湯と石鹸でジャブジャブと洗う。羊が1年でこんなに毛生やすなんて知らなかった。なんて役に立つ動物・・。でも、思ったより大変じゃなく、3回洗った程度で終了。お日様で干したらフワッフワの羊毛できあがり!(写真下)羊の油で手もスベスベになった。さあ、何に詰めよっかなー。