terrible twos と赤ちゃん返り

Nahoho2006-07-10

キナ2歳。日本では「怪獣期」「ジブンデ期」と言われるこの年齢。そしてイギリスでは「the terrible twos」と呼ばれてる。自我が芽生え、抑制は全く聞かないのでやりたい放題。食事中に機嫌を曲げるとスプーンも皿も投げて近くの食器を割る。食べたいものは人の皿におもむろに手を突っ込みわしわし食べ、嫌いなものは床に投げる。床の上でキレた場合は1mくらい先に向かって頭から身体を床に叩きつけてひっくり返り激しく泣く。キナのものはキナのもの、コタのものもキナのもの。お気に入りの場所は冷蔵庫。30分に一度くらいの頻度で勝手に空けてチーズやキュウリを勝手に出して食べようとして、止めるとまた床ダイブ「マミィ、ワリュイー!」。機嫌がいい時は奇声を上げて走り回り、そして転んで号泣。
ジブンデ期特有の行動は、なんでも自分でやりたがる事。パンツや靴をはくのも、ご飯を口に運ぶのも、牛乳をコップに入れる!のも、積木を積むのも、トイレの後流すのも、「ジブンデーー!!」。うかつに親がやってしまった日には・・床ダイブ。こっちは忍耐あるのみ。まあ、お出かけ大好きのキナにお外行くよー!と言うと、「いやったーー!」と叫んで、誰よりも早く靴を左右逆に履いておむつがつっかえて腰までズボンを上げられないままの姿で玄関で待ってる姿はかなり可愛い。これが3歳になると、全部上手にできるのに「ママやってー」になるのが子供の成長の面白いところ。「アノネー」から始まるお喋りもとっても長くなって、可愛い盛りでもあります。
そんな怪獣に大人の私達でも手を焼いてるのに、一番やられてるのが兄・コタ。キナに髪を引っ張られては泣き、ブロックを壊されては泣き、自分が教えたアッカンベーをされては泣く。そしてキナにお返しの一発返するんやけど、キナは泣かない。そして悔しくてまた泣くコタ。「もう5歳やから」「お兄ちゃんやのに」泣かないの!ていう言葉は出さないようにしてるつもりやけど、近ごろの泣きぶりを見てると思わず喉元まで出ちゃう。
そんなコタは、このひと月ほど5歳にしてほんまにわかりやすく赤ちゃん返り中。やたらにおっぱい触るわ、家の中ではオムツを一枚大事に持ち歩き、頬ずりしたり頭にかぶったり一緒に寝たり。毎晩眠る前は「コタの赤ちゃんの時の話して!」とせがみ、話すと「コタは赤ちゃんの頃のほうがよかったー」と泣き。わかりやすいなあ・・。キナが生まれてから、他で聞くような下の子への焼きもちとかが全くない子でラクやったけど、ただいま5歳にして爆発中。しゃあないから5歳の赤ちゃんを再び抱きしめ中。外ではこんなにもう男の子なのにね。