Book club 6 ”Case histories”

Nahoho2006-07-04

暑い日が続いてる。北海道時代に夢見たノースリ生活満喫中!4年ぶりくらいに日焼けしてうれしーい!夏大好き!
今日のブッククラブはいつもグループの隅っこに座ってにこやかに微笑んでるコロンビア出身のメンバー宅。ピークの村にあるという彼女の家を訪ねると・・・先着メンバーがプールで泳いでる。そして隣の巨大トランポリンで跳ねてはしゃぐ大人の女性達(メンバーです)。花が咲き乱れる庭、その周りは広大な羊のいるフィールド、鴨のいる池も川も庭の敷地内。ああ。私が一番気に入ったのは20mはある大きな楓の木に作られたツリーハウス。そこから川の向こう側や隣の木まで移れるようにターザンできる滑車付きロープ(あーあああー!のやつ)も張り巡らされて、ハイジ級の長いブランコも木からぶらさがってる。ほんと物語にでてくるようなお宅でした。こんな家で育つ子がホントにいるんやなあ・・。一年で一番いい季節の明るい夜、ワイン片手に素敵な庭にいることだけで楽しくてみんなでお散歩したり食べたりしまくり、本の話はかなり遅く始まってすぐ終わりでした(笑)。
本は、私がこの会に参加してからは初のdetective(探偵モノ)。主役である元警察の私立探偵が、かなり昔に起きた未解決の3つの事件を調べていくうちに、全く無関係に見えたそれぞれの事件が繋がって・・という感じ。とはいえ、事件の解説そのものよりも各登場人物の心理描写や細かな生活の描写なんかが中心で最後はかなり想像の余地を残した曖昧な終わりなので、推理を期待して読むのにはちょっと物足りないでしょう。永遠に失う事(=死)という、悲しいテーマがコメディータッチで書かれたりる。私にとってはかなり読みやすくて、強烈キャラの言動や離婚・家族関係・虐待など生活感のある内容が具体的に書かれてるのでどんどん読み進められた。英語本初心者にはお勧めです。

Case Histories (Jackson Brodie)

Case Histories (Jackson Brodie)