ロンドン・ウィーン・ブダペストの旅・その4

Nahoho2006-06-14

ひつこく旅の続きを・・。
私の好きな二人の画家・クリムトとフンデルトワッサーは二人ともオーストリア出身なのです。偶然やなーと思ってたけど、そういえばどっちもキラキラコテコテ系やった。夢のような華やかさの裏に見え隠れする死のムード。やっぱりそれってウィーンぽいなあ。
学生時代にウィーンを訪れた時にはクリムト「接吻」を見て、本物のキラキラ具合と大きさにうっとり。そして今回は義父母がシェーンブルーン宮殿に行ってる間、コタと二人で別行動で路面電車でカタコトとフンデルトワッサーハウスに行った。(この日ジャイアンは頭痛によりダウン)
彼は画家であり建築家でもあり、労働者が住む集合住宅を当時はあり得ない曲線やカラフルな色で作ったものが今も人が住み続けて残ってる。実際見てみると、派手な建築の多い現代の感覚からは今ではそんなに新鮮には感じなかった。けど、当時はきっとセンセーショナルだったでしょう。木が随分生長していて建物からモリモリ伸びてて、グレーかかった白の石造りの単調な住宅が並ぶ街のなかでそこだけラピュタの城のよう。元祖緑化住宅や。