北海道生まれの糸達で

Nahoho2006-02-25

もう春やん、と浮かれていたら、病み上がりの今週は毎朝雪がちらつきさぶーい1週間でした。でも、この行きつ戻りつが春やね。キナの発熱も1日で収まり、家族全員やっと日常に復帰しつつある。しかし家族の一人でも病気をすると、時間が経つのがとても早く感じる。やりたいことよりやらなきゃいけないことに追われて、気付いたら数週間。。
私のやりたいこと、ちょっとご紹介。ここ5年ほど織りと、たまに染めをしています。ずっとあこがれてた織りを初めて体験したのはボルネオの熱帯雨林に住むイバン族のおばあちゃんのもとで。彼女の住むロングハウスに通い、イカット(絣)を染め、地機で織った。それ以来、京都、そして北海道ではよき師に出会い、偶然機も手に入れた。でも週1回、師のもとに通っていた頃と違って、イギリスまで張り切って持ってきた機はあまり日の目を見ていない・・。こっちに来て織ったのはたった3作品。自宅やと子供たちの襲撃が激しいので、結局機を触れるのが夜中のみ、材料屋さんも見つからないし。なんてのは言い訳で、こっちに来てなんだかいろんな事に気が散って機に気持ちが向かなかった。
でもこの頃、やっとやる気再燃。今頃もう遅いんやけど、マフラー織ってます。この糸は北海道でヨモギフキノトウ、タマネギなんかで染めた草木染めの糸達。師の染めた茜もアクセントに入ってる。春になる前に仕上げなー。