First Bike

以前住んでいた北海道は年の半分くらいは雪に覆われてるのであまり乗り物系で遊ぶ機会がなかった。そしてまだ雪に覆われて白い風景だった北海道からイギリスに移って来た４月、もうスイセンやチューリップが咲き乱れてる公園の緑の芝生で、子供たちがカラフルなスクーターや三輪車や自転車に乗って遊ぶ風景は眩しくて心弾んだ。で、すぐその気になって早速セカンドハンドショップでスクーターと自転車、自転車屋で新品のヘルメットを購入したものの、まだ自転車はコタには早すぎた・・。
というのも、ジャイアンがどこかで「補助輪付き自転車から始めなくても上手に指導すれば幼児も補助無し自転車にいきなり乗れる」という情報を仕入れてきて、それを実行する、と補助輪なしのを買ってきた。案の定、まだコタには怖すぎて結局自転車から遠ざかっちゃってたんやけど、今月久々に思い立って再び始めてみたらあらびっくり、いつの間にか上手になってる。
家から車で１０分くらいの場所に、舗装された斜面やジャンプ台がある専用のスケート・自転車遊びゾーンもある乗り物遊びにぴったりの広い公園があって、どうやらそこの子供たちにも刺激されたらしい。ジャイアン計画に沿って、始めはペダルを外した補助輪なしで練習、すぐ上手くなって次の週にはペダルをつけて練習。まだ自由に乗り回せるほどではないけど、坂道では乗れるし、平らなとこでもだいぶバランスよくなってきた。
子供と暮してると、忘れかけてた自分の子供時代の胸躍った気持ちを思い出す。父親に押されて初めて補助輪なしで自転車に乗れた瞬間、とか、初めてローラースケートで坂を降りれた時の気持ち、とか。これからあのいろんな初めての興奮と喜びを知るなんて、うらやましーなー、コタ。