Garden Restoration

Nahoho2006-01-11

今日はBotanical gardenでのボランティアワークの今年初日。なんだか春の気配がする街を歩いて向かうと、今日は作業ではなく会合やった。写真は関係ないキューガーデンの孔雀。なんか懐かしい、孔雀。
私の所属している、FOBs(Friends Of Botanical garden)は、今年ビックイベントを抱えてる。というのは、ボタニカルガーデンは今は公共の場所として無料で公開されているけれど、もとはお金持ちの誰かの広大な庭園だったものが市に提供されてFOBsを含む、色々な団体に支えられて存続している。で、要するに資金不足で手入れが行き届いていなくて(私は十分綺麗と思ったけど)、まだ当初の栄華は回復されていなかったところを、FOBsのメンバーが長年寄付を募ったり、苗を売ったり、いろんな活動をしてお金を集めてきて、それがなんととうとう£5million(10億円!)になり、今年から大規模な庭園復旧事業を開始できることになったという訳。ボランティア団体が集めた額としてはイギリス国内でも記録的だったらしく、取材も相次いでた。
もともとこの広大な植物園のとても多くの花壇や植栽だけでなく、イベント活動までボランティアが請け負ってることに驚いてたけど、維持だけではなく新しい創造のためにもこんなに熱く活動してるということに本当に驚きと感動を感じた。メンバーの多くが定年退職後の年代で白髪の人もたくさんいるこのグループだけど、その熱さといったら凄い。復旧に向けての図面を見ながら白髪の男女が口々に意見を唱えて作業計画を立ててた今日の会合なんて、まるで映画を見てるようだった。