Nahoho2005-12-01

今日から12月。もう外をマフラー手袋なしじゃ歩けない。それなのにキナは雪でも手袋も帽子も脱ぎ捨てて冷たい手で張り切って歩いてる。
今日はミュージックグループの日。キナはもうよく覚えてて、会場の教会に着くとまずおやつコーナーに私を引っ張ってく。着いた途端食べてる人いないんですけど・・・。しかも出発前にも食べさせたのに。断るとひっくり返って怒るし。今でも食べるよりも遊びたくてしょうがないコタと正反対。食・最優先キナ。
ところで、子育てには「歌」が付き物。小さい頃から何気なく歌ってきた歌、それが日本とぜんぜん違うってのは当たり前やけど、みんなが歌ってる歌をいつも歌えないのはちとさみしい。特にイギリスはマザーグースの国でもあるし、伝統的な歌から最近のまで子供の集まりでは必ず歌を歌う時間があるし、言葉や数字の教育のためにもほんとに歌をよく使う。日本じゃ手遊び歌遊びって、保母さんやちょっと高齢の人がする懐かしい遊びって扱いだったけど、こっちはふつーのママ達と子供で昔ながらの歌で遊ぶ機会がすごく多い。西洋人がボディランゲージよく使うのってこの辺からルーツがあるかも、って思うくらいほとんどの歌にちょっとした手遊びや動きが付いてる。
子供の歌は「nursery rhyme」といって特に伝統的な歌はrhyme-韻を踏んだのが多い。ハンプティダンプティとかね。子供の発表会にも詩の暗唱があるくらいおなじみ。コタに何て言ってるか教えてーと言われても知らんがな!で、子供の前にまず自分が覚えようとCD付き歌詞本を買ってきて一緒に歌ったりしてる。ちなみにイギリスに来るまで日本の歌やと思い込んでた「糸巻き巻き」「幸せなら手を叩こう」などなど意外にイギリス発祥で日本に根付いてる歌もあるんです。