Nahoho2005-10-02

日曜日はシェフィールドから車で1時間の都会LeedsにあるRoyal Armouries Museumへ。コタ念願のその博物館は武器の博物館で、剣や銃、鎧や日本刀まで展示してある。そして武器をテーマにしてあるのにその三分の一はHunting、狩りについての展示。何で?って思ったけど、よく考えたら人間の武器の歴史の始まりは獲物を捕るってことで、特に西洋では狩りがスポーツだった歴史も長くて、それで獲物に合わせたいろんな形や長さの剣や槍や銃がほんとに豊富に発達したんやって納得。
そしてこの隙間なき完璧な鎧!この、人間が自分自身を守りたい気持ちが鉄になって固まったみたいな人型の鎧。40キロくらいあってどうやって戦うん?って感じ。守りすぎでかえってやられそう。いかに合理的に対象を殺すかを考え尽くしてきた武器だけ見てると、人間がほんまに怖くなるけど、いかに自分を守るかの努力の結晶の鎧も見ると、なんだか少し滑稽で切なくて、ほっとする。
戦士好きのコタはかなり喜んで、でも次の日「でもコタはあの長い槍がささって死ぬのは痛いからやだ。毒のほうがいいわ、痛くないから。」って真剣に言ってた。