犯人は、お前かー!

Nahoho2006-11-19

 ノミ話、続きます。金曜日にもう一度キナを連れて病院へ。研修中の医者が出てきてこの前と同じ質問を長々と浴びさせられたあげく、また待たされて最後にやっと年配のエライらしき医者が登場。私よりも引き連れてきた研修医達にばかり説明しててかなりムッカーときたものの、取り合えずいろんな事がわかった。
 まず、原因はおそらくロンドンのホテルにいたノミの一種だろう、とのこと。理由は、隣のネコがリビングに遊びに来る程度で、しかも毎日暮らしている家でこんなに爆発的に発疹が出るのがおかしい。また今週、私はオニのように家中を掃除して回ったけど、いまだにノミらしきものを一匹も見つけられない。ノミ経験者に聞いても、大抵そんな湿疹になる場合はノミを見つけたり、掃除してても膝から下は咬まれ続けたりするのに、先週以降家族の誰も噛まれていない。毛布やぬいぐるみについてたゴマのように見える怪しい黒い物体もたくさん全部集めてジャイアンに職場の顕微鏡で見てきてもらったけど、全て毛玉だった。
 初日に会った医者は知らなかったんやけど、ノミなどに刺されて数日から1週間してからアレルギー反応的に湿疹が出だすこともあるらしい。そして特定のノミなどに対する身体の反応の特性は遺伝的に似やすい、と。だから母、私、キナ、が発疹したらしい。そのホテルでキナと一緒に寝たのはジャイアンなのに・・。
 関係ないけど、同じ毒キノコを食べた一家の母と娘だけが重体になって、父と、同席した知り合いのおじさんは軽症だった友人の話を思い出した。女って男より強そうなのに、そういう毒には弱いんかな?
 友人に紹介してもらったそのホテル。ロンドン、ピカデリーサーカスのど真ん中にある巨大なホテル「Regent Hotel」で、宿泊客もいっぱいだった。しかし、私達の泊まった「ファミリールーム」は、あまり利用者がいなかったらしく、部屋までめっちゃ遠かった上に、渡された鍵で部屋が空かなかったり始めは電気が付かなかったりと、いろいろトラブルはあったのだ。あまりの立地のよさで人気なものの、サービスはいまいち、という感じのところ。さー、どうやって怒ったろ?これはジャイアンに任せるけど・・。
 とりあえず医者に「まだ家でバルサンはたかなくていいよ」と言われて、ちょっとホッとした。だってバルサンの箱に「Not good for environment」って書かれた上に、サカナが死んでる絵が大きく書いてあったので、かなりひいてました。