春の海へ

Nahoho2006-04-18

ホリデーも最後の三連休。コタには「キャンプに行かせて」とお願いされ続けてたけど、あまりに頼りないイギリスの春の天気。4月に入っても朝は青空でも一日に一回は雨やヒョウも雪も降ったし大風の日もあるし、何よりも基本的には曇り続き。夜もまだ冷えるし、今回は断念して近場の海に日帰りで行ってきた。
鳥の研究をしてる知人のお勧めスポットの東海岸の街Flanborough。うちから車で2時間半、牧草地の広がる田舎道を走り続けて、子供達には眠いのつまんないやのお腹空いただのと大騒ぎされて疲れ果てた頃到着。
が、着いてみたらそこは前から一度見たかったイギリスらしい石灰岩の断崖絶壁の景色が広がり、その下には磯遊びにぴったりの広い磯場が広がって子供もたくさん遊んでて、疲れ気分も飛んでった。早速売店でタモとバケツを購入し海に走るコタ、丸くて綺麗な色の石を拾う私とキナ、食べられる生き物がいないか探すジャイアン
磯遊び満喫の後は断崖の上の海岸沿いを散歩。そこはRSPB(王立鳥類保存協会)のサイトの近くにある海鳥がたくさん生息している地域で、石灰岩の断崖をよく見ると巨大集合住宅のように鳥がびっしりと巣を作ってて、そこから海に向かって無数の鳥が飛んだり帰ったり。鳴声の大合唱。カモメ類やウミガラス類が主で、よく見ると前から見たかったパフィンもいた!これまでの人生でこんなに双眼鏡があってよかったと思ったことはなかったかも。だって誰でも簡単に見つけられる・・ていうか鳥だらけ。家族で奪い合って見てきた。夏にはもっとたくさんの鳥が渡ってくるらしい。
もう少し海で遊んだ後、まったりパブでビールとサイダー飲んで近くの海岸町を通って帰る。断崖から少し離れたその町は観光地で、海岸に沿ってたくさんの店やホテルとすごい人ごみ。海なので?久々にフィッシュアンドチップスを買ってみたら、いつもの30センチ級ではなく適度な大きさ。皮もまあまあサクサクでした。春の海もいいもんだ〜。